生年天中殺と生月天中殺とは
生年天中殺は、親との縁が薄い宿命をもつ
生年天中殺とは親との縁が薄い宿命のことです。(生年中殺とも言われます)
親との縁が薄いので、親を頼れない状態になりやすいです。例えば、両親のうち一人が早く亡くなったり、両親が離婚して片方の親に引き取られたりします。両親が揃っていても、早めに親元を離れる状況になることもあります。
生年天中殺に該当する人は6人に1人います。該当するか確認したい人は、無料宿命算出を試してみましょう。結果から陰占宿命を確認してみてください。
例えば、以下の人は「辰」「巳」天中殺です。そして、右下の年干支に「辰」が入っているため、生年天中殺に該当します。
親を頼れない宿命である生年天中殺の人は、親を頼らないと運勢が良くなるため、早く家を出て自立する生き方がいいです。
例えば、元大阪府知事で弁護士の橋下徹さんが生年天中殺です。橋下さんの父は暴力団構成員で早くに亡くなり、母は再婚しました。しかし、橋下さんは継父と仲が悪く、早く家を出るために東京の大学に進み、自分で働いて学費を支払っていたそうです。このように、親元から早く離れたほうが生年天中殺の人は運勢があがります。
生年天中殺の効果がマイナスに働いた例は、岸田首相の長男です。生年天中殺なので親元から離れるべきところを、総理大臣である親の秘書官になりました。その結果、運勢がよくない方向に向かってしまいました。
もう一人の例は香川照之さんです。父の猿翁が香川さんの幼いうちに家庭を捨ててしまいます。しかし、香川さんは10年前に父を頼って歌舞伎役者になり、跡を継いだわけです。その結果、運勢が下り坂になりスキャンダルを起こし、テレビの仕事は失ってしまいました。歌舞伎役者をやめればテレビの世界に戻ってこられる可能性がありますが、辞めない限りは戻ってこられないと思います。
生月天中殺は、「家系」との縁が薄い宿命をもつ
生月天中殺とは家系に縁が薄い宿命のことです。生月天中殺の人は家を継がずに新しいことを始めた方がよく、最も良いのは起業です。自分が初代になり新しく家系を起こすのが望ましいです。
生月天中殺に該当する人は6人に1人います。該当するか確認したい人は、無料宿命算出を試してみましょう。結果から陰占宿命を確認します。
例えば、以下の人は「午」「未」天中殺です。そして、下段の月干支に「未」が入っているため、生月天中殺に該当します。
生月天中殺の例としては、ホンダの創業者である本田宗一郎、パナソニック(旧・松下電器産業)創業者の松下幸之助さんです。起業家として後世にまで名を残しました。
逆に、生月天中殺の人が家系を継いだり、家系から出ずに生きていったりすると運勢が悪くなってしまいます。生月天中殺の人は、家系から離れて生きていけば宿命を活かせます。しかし、家系に留まると宿命が活きてこなくなってしまうか、もしくは家系の中に運勢上の犠牲者を作ることになります。生月天中殺本人の運勢が犠牲になることもあります。
なかには、生年天中殺であり生月天中殺という人もいます。6分の1×6分の1の確率なので36人に1人です。この宿命は一代運と言われ、自分が始めて自分で終わる運勢をいいます。
例としては歌手の松田聖子さんです。松田聖子さんの親は公務員で、聖子さんは一代で歌手になりましたが、本来は自分の代で終わる宿命でした。しかし、娘の神田沙也加さんも歌手になり芸能界に入りました。その結果、悲しい結末を迎えてしまいます。しかも、神田沙也加さんは生月天中殺でした。
また、生年天中殺と逆に、親との縁が濃い人もいます。特定の呼び名はありませんが、宿命に父と母の両方が存在していると両親との縁が深い宿命です。親との縁が深い人は生年天中殺と真逆で、愛情深い両親に恵まれるとよい運勢になります。
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